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【参考】「テロとの戦い」は誤りだった 英外相、有力紙に投稿
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY200901160015.html
英国のミリバンド外相は15日付有力紙ガーディアンに掲載された投稿で「『対テロ戦争』は誤りだった」と断じた。米ブッシュ政権の外交・安保戦略のキーワードを、イラク戦争などで重要なパートナーだった英国の主要閣僚さえ否定したことになる。
外相は、テロは世界各地で多様な事情から発生しているにもかかわらず、「対テロ戦争」という概念は「諸グループを十把一絡げにし、善悪あるいは穏健派と過激派というように2者対立の境界線を引いてきた。しかしそれを進めれば進めるほどあまり共通点を持たないグループの統一に手を貸すことになった」と逆効果が大きかったことを指摘。また、外相はテロ対策として軍事的手段を何よりも優先しようとする考え方では解決につながらないと批判した。
ブラウンになって英国は明確に米国と距離を置き始めている。次の時代の主導権争いに本腰を入れ始めているように感じる。そんなことを感じている矢先に、FTが「WTIからトレーダーが離れ始めた」という記事を書き立てた。
IEAも「北海ブレントの方が指標性がある」と言い出した。実際プライスも本来質のいいWTIはブレントよりも1~2ドル(/バレル)で取引されるはずなのに、なんと11ドルもディスカウントで取引された。トレーダーが見切りをつけ始めた証拠なのだろうか。ここで出てきた「ブレント」。英国銘柄だ。ここに覇権争いの匂いを感じるのは私だけだろうか?
【参考】Signs of shift away from WTI (FT)
http://www.ft.com/cms/s/0/709fb7bc-e589-11dd-afe4-0000779fd2ac.html?nclick_check=1
The IEA monthly report said Brent was now "arguably more reflective of global oil market sentiment". However, Bob Levin, managing director of market research at Nymex said that the WTI contract was performing "transparently", reflecting a "loss in oil demand and sharply rising inventories".
"WTI is better reflecting global oil fundamentals than Brent," Mr Levin said. "The oil industry has not abandoned the WTI contract and it has confidence in it."
Nevertheless, traders in London, New York and Houston confirmed a small number of transactions away from WTI after its price plunged last week to record discounts against other global and domestic benchmarks. The traders cautioned that the move could reverse if the WTI situation normalised. Lawrence Eagles, at JPMorgan, said any move away from WTI would face "strong resistance as none of the other US benchmarks have the price transparency of an exchange market".Highlighting the price disconnection with the global market, WTI, which usually trades at a premium of $1-$2 a barrel to Brent, last week plunged to an all-time discount of $11.73. The detachment hit the US market too, where Light Louisiana Sweet, jumped to a $9.50 premium, the highest in 18 years.
Brent ended last week at $46.18 a barrel, well above WTI at $36.
私は業界に属しているので、このような表現はあまり使いたくはないのだが、あえて「金融市場」を「賭博場」と考えると、そこで一番強いのは、賭けをする「プレーヤー」ではなくて、場を仕切る「元締め」ということになる。
では、「元締め」になるためには何が必要なのか。それは、「賭博場」というインフラを提供すると同時に、いかに多くの「客」を集めるかということだ。これを「金融取引」に当てはめると、「賭博場」は「取引所」であり、「客」とは「取引量」ということになる。これを抑えたものが金融の世界では覇権を手にする。
全世界の生産量の10%にも満たない米国の片田舎の原油(WTI)が、世界の原油取引のベンチマークとなれた所以は、「先物取引」という「賭博場」を提供することによって、現物をはるかに上回る爆発的な取引量を呼び込むことに成功したからだ。
サッチャーの「改革」によって「金融立国」への道を進むことになった英国。サブプライムで苦しんでいるのは米国と同様だ。1694年の金利創設以来、初の1%台の利下げにまで追いやられた。もしかしたら米国よりもっ苦しいかもしれない。これまで米国と共に歩み、果実を分け合う選択肢が取れたが、ここまで苦しくなるとそうはいかない。
「金融立国」になれるかどうかは、いかに「元締め」になれるかどうかにかかっている。だから、米国から「覇権」を奪うためには、ディールを奪わないといけない。
でもそれは、オイルマネーの影響でシティのプレゼンスがウォール街より上がってきているとは言え、英国1国だけではきつい。本気でやるなら、ポンドを捨ててEUを巻き込まないといけないだろう。一時期ブレアをEUの大統領になんて話が出ていたが、その動きはもしかしたら、大陸欧州と英国の融合の始まりなのかもしれない。
【参考】初代EU大統領に意欲? ブレア前首相、英紙報道(共同)
http://www.47news.jp/CN/200802/CN2008020201000289.html

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