セクターウェイトの地域間比較⑤(2009年5月現在:中国)

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というわけで中国。


この結果にはまじにビックラこきました。。

まずは現在の様子。

 

 

WEIGHT_CHINA.jpg

 

① 金融のウェイトが何と4割!!そして通信の割合も4分の1強ある。そしてこれにエネルギーを加えると、なんとこの3セクターだけで時価総額の8割弱を占めてしまう。これはあまりにもいびつだ。

 


② ヘルスケアが全くないのも見て取れるが、消費関連のウェイトも全然ない。これは明らかに中国のこれまでの成長が投資主導であることがわかる(だから金融・不動産が膨れ上がる)。海外から中国の高成長を狙って大量の資金が流れ込んできているが、その資金が吸収できるだけの内需が育っていない。だから金は横に流れず上に流れる(高いところ、つまり高層建造物)。だから金融・不動産が膨張している。

 


③ これを持続時可能ないびつな姿と否定的に捉えるか、内需発展の余地があると好意的に捉えることができるかは微妙なところだが、景気刺激策で潤っているのが目下のところ金融・不動産である現状を見ると、中国の内需に対する過度な期待はしないほうが無難かもしれない。

 


次に2002年からの推移。

 

WEIGHT_TRANSITION_CHINA.jpg

 

2005年の中国の4大銀行が相次いで上場しているので、そこを境に断絶された絵になっている。高成長を記録してきたから全体のパイが大きくなってきているが、内需の存在感が一貫して低く、いきなり成熟国のさらに先の産業構造になってしまっているように見える。これは本当に「新興国」の姿なのだろうか。

 



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