やっぱり原油は枯渇などしない。枯渇どころかその前に役目を終えると考えておいたほうがよいのではないだろうか。

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この図から何を読み取るか。

 

future_supply_of_oil.jpg


● 原油は採れば採るほどなくなっていく資産だから、新たな油田開発をしないと年平均で2%ずつ減っていく

と言っているが、一方で、

● 原油が枯渇するわけではなく、潜在的な埋蔵量は逆に年々増えている

ということも読み取れる。だから投資さえすれば原油は枯渇しないわけだ。


じゃあ、その採掘コストっていくらかかるのっていうことが問題になるのだが、
それは結構高くつくらしい。

 

なぜなら、これから開発するところは政治リスクの高いところを除けば、
基本的に採掘が難しいから(=コストがかかる)これまで開発されてこなかった領域だからだ。
(オイルサンドとか深海油田とか)


MODEC(三井海洋)の動きとか見てるとわかるが、
新規開発が進むためには、だいたいWTIで60~70ドルレベル必要らしい。
そういう意味では今の原油価格のレベルは、将来の石油の安定供給という点では、居心地がいいレベルとも言える。


でも、石油って数十年後も貴重な資源であり続けるのだろうか。
つまり、人類は枯渇するまで石油を使い続けるのかというと、
おそらく、そんなことはないんじゃないかなと思っていたりする。


なぜなら、昨年の洞爺湖サミットで、
「石油を使う=悪」であるというレッテルが貼られてしまったからだ。
原油価格の高騰は、代替エネルギーが浸透するまでしか持続せず、
そして、その代替エネルギーの浸透は、
皆が思っているよりも早くやってくる可能性が高いのではないだろうか。

【参考】「不都合な真実」がもたらした「本当の真実」
http://keyboo.at.webry.info/200808/article_1.html


問題はそれがいつやってくるかだが、この予測はなかなか難しい。
米国が原油を必要としなくなった時が、ひとつの臨界点になるような気がする。


そして、その時たっぷり原油を抱えている国が大損をこくことになる。
「環境」という名の「規制」によって、余りに余った石油がただの液体と化するのだ。


最近原油を思いっきりがぶ飲みしている国があるようだが、
実はそこがターゲットだったりして。




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