「ベーシックインカム」という考え方は、21世紀の政府関与のあり方の最適解の一つになるのかもしれない

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以前格差の問題を考えたときの私の結論は、

 

● 「純粋資本主義」は再現のない「格差」を生むが、「純粋社会主義」は再現のない「腐敗」を生むという点でどちらも駄目である。

● だから国民全体の効用を高めるためには、「市場の任せる部分」と「政府が関与する部分」をうまいことブレンドしていかないといけない。

● しかし、再配分機能の担い手として政府が信頼に足るものであるかどうかは、過去の例からそうとは言えない。
(財政出動そのものは間違っていなかったが、「カネの使い方」が間違っていることが多かった)

 

という点で、「官の構造改革」という点においては、「どうすればよいのか」という具体案が曖昧なままになっていました。

market_vs_government.jpg

 この動画は、そんな私の「悩み」に一つの答えを与えてくれるものでした。
久しぶりに「目からウロコ」の体験です。

【参考】ベーシックインカム(wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0

ベーシックインカム(ベーシック・インカム)とは政府が全ての国民に対して毎月最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金(5万円~8万円程度)を無条件で支給するという構想。これは1970年代のヨーロッパで議論がはじまっており、近年になってから日本でも話題に上るようになっている。

実現への最大のハードルは100兆円を超える税金が必要になるという事であり、そのためには国民年金・生活保護の廃止、消費税の大幅アップ、公務員の大幅削減などを行う必要性が生じると考えられている。

 

 ポイントは、財政出動の効果を享受しながら、「カネの使い方」の点には政府に関与させないというやり方。つまり、政府の関与を増やさずに再配分を達成できる。「小さな政府と大きな福祉」は両立する可能性があるということですね。

 

「目からウロコ」が落ちたのは、まさにこの点です。ただし、これが成功するためには、

● 国民が「お上」から自立することが出来るか
● そして「お上」が国民を信頼できるようになれるか

という点が必要条件となるのでしょう。

 

しかし、それが出来るのは官僚ではないし、族議員でもないのでしょう。そういう意味で、今回の政権交代はこの可能性にほんの少しでも見られる期待を私たちが抱くことができるという点において意味があったのだといえるのでしょう。
(駄目元ですけど、今の自民党ではもっと駄目でしたからね)

kanryou_hate_goodbusiness.jpg

 

田中康夫さんも意外に地道に頑張ってるじゃないかと思いました。やっぱり自分の目で確かめることが必要です。


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